たいまつをたいて火の中に飛び込む害虫を駆除し、豊作を願う伝統行事「虫送り」は夏の風物詩 静岡・藤枝市岡部町

静岡県藤枝市岡部町の殿地区で夏の風物詩「虫送り」が行われました。
殿地区の「虫送り」は松明をたいて火の中に飛び込む害虫を駆除し、豊作を願う県内で唯一残る伝統行事です。戦前行われていた行事を1980年ごろに村おこしとして復活させました。
●子ども:「田の虫おーくーれー」
およそ1・2キロの農道に117本の大松明が立てられ、子どもたちが火を灯していきました。すると田園には幻想的な風景が広がり、参加者は夏の風物詩を楽しんでいました。