「片道2時間、作業2分」 真夏の伊豆を駆ける24歳JAF隊員に『密着』 鳴りやまないSOS…想像以上に過酷な1日、100キロ超の移動も
お盆期間の午前6時半すぎ。函南町のJAF静岡支部伊豆基地。
JAF静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「(依頼が)夏場は多い。海水浴場など(車で)来るので結構入る」
今回密着したのは、入社5年目の藤原さん。所属する伊豆基地の最年少、24歳の若手です。
JAF静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「活動エリアが伊豆半島で観光地なので、多い時で(1日)10件ぐらい」
1年を通しても、特に車のトラブルが多いというお盆期間。去年のお盆期間、県内では1日平均240件以上の救助要請があったそうです。
午前7時15分
午前7時15分。出勤から1時間も経たない朝早く、早速1件目の依頼が…。
静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「1発目、下田で依頼が入りました。これから行くので、行きましょう一緒に」
伊豆基地の担当エリアは、ほぼ県東部全域。時には、箱根や山梨方面へ向かうこともあるといいます。基地から依頼があった下田市までは、およそ2時間。現場へと急ぎます。
午前9時半ごろ
木村秀平ディレクター:「下田市の別荘地にJAFの車が入りました。あ、軽トラが止まっていますね」
依頼者は、60代の男性でした。
依頼者:「(付近で)駐車場を運営していて、仕事に行こうとしたらカギが閉まっていて」
男性のトラブルは、「カギの閉じ込め」。前日にドアをロック状態にしたまま降りてしまい、車に入れなくなっていました。
依頼者:「終わったと思った。きょうどうしようかと。仕事にならないし…」
早速作業に取りかかる、藤原さん。取り出したのは、専用の工具です。それを窓の隙間から差し込むと、ものの2分ほどで…。
藤原隊員:(ガチャガチャして)開きました。
依頼人:ありがとうございます、早いですね!
あっという間に、ドアを開けることに成功。車のカギも、無事に依頼人の元に戻りました。
JAF静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「開いてほっとした」
Q.運転の方が長かった?
A.「そうですね(笑)」
それでも依頼があれば、現場へと急行するのがJAF隊員の仕事。
正午過ぎ
木村秀平ディレクター:「お昼過ぎです。次の依頼が入りこれから沼津市へと向かいます」
次の依頼先は先ほどの現場から70キロ以上離れた沼津市の西浦地区。
木村秀平ディレクター:「住宅街の中に車が入っていきます。あ、いま家の前に車が止まりました」
依頼者は、この地区に住む70代の男性です。
依頼者:「運転中にボコっとしたイヤな感じはあった。けさ乗ろうとしたらこんな状態、すでに」
車の後方部分を見てみると、明らかに大きくへこんでいる部分が…。
JAF静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「釘でパンクしている感じ。一応修理可能な場所なので、これからパンク修理します」
タイヤを車体から外して、確認してみると…。
JAF静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「ブクブクとなっているのが分かる。今ここから空気が漏れている。よし、OK!」
穴をふさぐゴムチューブを差し込んで、無事に応急処置が完了。後日、専門店での修理をよびかけ、対応を終えました。
JAF静岡支部伊豆基地 藤原翔隊員:「どうしても夏場は人間と同じように、(車にも)負担がかかっているので、長距離出かけるときは、必ず事前に行きつけの車・タイヤ店に行って点検はしたほうがいい」