「まな板も包丁も使わない」若者に急拡大する“包丁キャンセル界隈”「全然楽!」子育て世代も支持
SNSを中心に広がりを見せる「○○キャンセル界隈」。中でも話題となっているのが…。
20代(吉田町・女性):「タコとか、包丁で切りづらいものはキッチンバサミで切ったりする」
20代(静岡市・女性):「まな板とか出したり、包丁も洗ったりするのも面倒くさいので、カット野菜とか冷凍されている野菜とか、もともと切られているものをよく使っている」
包丁を使わずに調理をする、その名も“包丁キャンセル界隈”です。今、若い世代を中心に広がる調理スタイルで、29歳以下の女性のうち7人に1人が、包丁を使わない料理を取り入れているといいます(キユーピーえがおの食生活研究 2025年(既婚女性))。
30代(静岡市民 女性):「子どもがいるとぐずってしまって、なるべく早くご飯作りたい。キッチンバサミを使ったり、簡単にみじん切りできる機械を使ったり」
Q.包丁でみじん切りするよりも楽?
A.「全然楽。全然違う。1個1個やると時間もかかるし、小さく切るのもすごく大変なので」
70代(静岡市・女性):「(洗い物を)短時間にできる。用意するものが少ないから。ハサミを広げておいて、スポンジでサッと洗剤をつけて洗うだけ、拭くだけでいいが、包丁だとまな板から包丁から全部洗わなくてはいけない。あと食材によっては(まな板に)色がつく。濃い色のにんじんとかだとちょっと赤っぽくなる」
“包丁キャンセル”の背景にある“タイパ意識”の広まり。こちらの女性は、つい最近“包丁キャンセルデビュー”をしたそうです。
40代(静岡市・女性):「ハサミで切ろうという発想がなかった。テレビとかで聞いて、いろいろやりだしたら、『あっこれも切れる』みたいな。楽で洗い物も少なくて、とっても助かっている」
料理をより楽に、より短時間で。新しく広まるライフスタイルに合わせ、調理グッズ売り場にもある変化が…。
佐々木沙羅アナウンサー:「若い世代を中心に広がりを見せている包丁キャンセル界隈。こちらの生活雑貨店でも、包丁に代わるお手軽な調理グッズが続々と登場しています」
クロワッサンの店静岡店 松浦真那さん:「年々包丁を使わずに簡単にお料理できるアイテムが増えてきている。できるだけ時短でお料理をしたいという人が増えてきて、包丁を使わずに調理できるアイテムが人気になってきている」
こちらの店では、販売する調理用品の中でも、効率よく料理ができるグッズの売れ行きが好調だといいます。
中でも人気なのがこちらのキッチンバサミです。パッケージには、なんとパックのまま豪快に肉を切る写真が…(「ステンレス製キッチンハサミ」3080円)。
クロワッサンの店静岡店 松浦真那さん
Q.パックごと切っていい?
A.「パックごと切れる。ギザ刃加工されているので、食材も滑りにくく、しっかりとキャッチしてカットできる。この半年で体感1.5倍ぐらいには(売り上げが)増えている」
魅力は切れ味だけではありません。
クロワッサンの店静岡店 松浦真那さん:「分解式になっている。くるっと回転すると、2つに分解して洗いやすくなる」
簡単なお手入れで、汚れがたまりやすい接合部分も、衛生的に保つことができます。
こちらのピーラ―は、刃に特徴が…。
クロワッサンの店静岡店 松浦真那さん:「見た目はピーラーだが、千切り専用のピーラー」
一般的なピーラーとは異なり、刃の中に、さらに細かな刃がついた、こちらの商品(「軽い力でスーッと切れる千切りピーラー」935円)。野菜に沿って滑らせるだけで、細かく均一な千切りができます。包丁を使わずして、面倒な下ごしらえも、あっという間にできちゃいます。
クロワッサンの店静岡店 松浦真那さん:「若い方からご高齢の方まで、幅広い世代に人気で週に1本以上は売れている」
味抜群のキャベツスライサーなど、包丁を使わない“お助けアイテム”がずらり。
クロワッサンの店静岡店 松浦真那さん
Q.こうしたグッズを使ったおすすめの料理は?
A.「例えば焼きそばとかなら、フライパンの上で直接食材を切ることができるのでおすすめ」
包丁キャンセルで焼きそばづくりに挑戦
ならば、実際に包丁キャンセルで、焼きそばづくりに挑戦。普段は包丁を使うという佐々木アナウンサーですが…。今回はギザ刃加工のキッチンハサミで、豚バラ肉をカット。
佐々木アナ:「すごい簡単です。紙をハサミで切るのと同じ感覚でスルスル切れます、楽しい」
滑りやすい脂身も、スムーズにカット。芯のあるキャベツや…ニラも…。ただ、ハサミで切って炒めるだけ。包丁を使わずに、焼きそばが完成です。
佐々木アナ:「(食べる)お肉ジューシー、野菜シャキシャキです。あんなに簡単に、手間いらずに焼きそばが作れちゃうんですね。料理のハードルも下がります。そしてこの後も洗い物が少なくて済むと思うと、いいですね」
“タイパ”だけでなく、料理へのストレスを減らしてくれる“包丁キャンセル”。頑張りすぎない新しいスタイルが、日々の食卓を少し軽やかにしてくれそうです。