温帯低気圧に変わった元台風30号 静岡県内でも広い範囲で雨 浜松では土砂崩れも

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● 古賀りなアナウンサー:
「先ほどまではパラパラと雨が弱く降っていたんですが、この時間になって大粒の雨が地面を叩きつけています。そして奥を見てみますと、大きな水たまりもできています」

 通勤時間帯の静岡市。断続的に雨が降る中、タクシーやバスを待つ人の列ができていました。バス停の電光掲示板には遅れの文字も―

● 焼津から( 50代):
「やはりバスがかなり遅れる率が朝は高いので1時間から30分ぐらい早く出てくるようにしている」

●浜松から( 30代)
「帰り新幹線がちゃんと動いてくれるか心配」

 きのう午後9時に温帯低気圧に変わった台風30号。神奈川県・茅ヶ崎市(ちがさきし)の海岸では、荒れた波が浜辺に強く打ち寄せていました。

 和歌山市ではきのう午前10時ごろまでの1時間に68ミリの雨が降り、10月の観測史上最大の雨量を記録しました。

 台風30号の北上によって、きのうは本州付近に停滞する秋雨前線が活発化。太平洋側を中心に、広い範囲で大雨となり、県内でも、道路の冠水が相次ぎました。

●撮影者:
「僕が立っていた位置にも波が来るような感じで、結構水量的にはあったのかなと」

●冠水エリア
子ども:「うわ、やべ!待ってパパ、木の方にも(水が)行っちゃてる。やばい」
女性:「ここ川になっている、こわっ」

 きのう午後、県東部ではレベル3の大雨警報が相次いで発表。沼津市の公園では、大量の水が流れ込み、階段はまるで滝のように…。

●板垣亮記者:
「午後2時頃の沼津市です。風を伴った強い雨が道路を打ち付けています」

 さらに、沼津市の中心部では…。

●板垣亮記者:
「沼津市内のアンダーパスでは冠水の影響で通行止めの措置がとられていて、このように引き返す車が見られます」

 JR沼津駅の近くにあるアンダーパスでは、バルーン型のエアー遮断機が作動。車両の進入を防いでいました。しかし、別のアンダーパスでは冠水したとみられる車がレッカーされる様子も…。

 三島市では、強風による事故も発生しました。ハロウィーンイベントのために設営されていたテントが突風に飛ばされ、生後6カ月の赤ちゃんや8歳の女の子にぶつかり、4人がけがをしています。

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 こちらは、きのう予定されていた、バスケットボール・Bリーグ「ベルテックス静岡」と「愛媛オレンジバイキングス」の試合。開始時刻をおよそ1時間半繰り下げた後、中止が発表されました。その原因は…“雨漏り”です。

●進士陸斗記者:
「アリーナの真ん中あたりのこの場所で雨漏りが確認された。触ってみると湿っているのが分かる」

 会場となった「このはなアリーナ」は2015年に開館。地域の防災拠点としての機能も有しています。雨漏りは観客席でも…。天井からはきょうも雨粒が滴り落ちていました。

 県の担当者は、きょう現地を訪れ、目視で雨漏りの場所などを確認。30日に応急的な工事を行い、
翌日のバレーボールSVリーグ・東レアローズ静岡の試合は予定通り実施するということです。県と施設の管理者は原因を調べています。

 きょうも県内各地で降り続いた雨。県内有数の景勝地として知られる入田浜(いりたはま)にも、白波が打ち寄せています。

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 浜松市浜名区引佐町の県道では…

●佐藤航記者:
「あちらが土砂崩れの現場です。現在市の職員などによる復旧作業が行われています。大きな岩などが崩れているのがこちらから確認できます。」

 正午ごろ、「土砂崩れがあった」と通行人から警察に通報がありました。崩落の規模は、長さ12メートル高さ10メートル。現場近くを走行していた普通乗用車のバンパーに落石が衝突しましたが、運転手の男性にけがはありませんでした。この影響で、現場付近は2キロにわたり全面通行止めとなっています。天候が悪く、復旧の目途は立っていないということです。

 県内では、あす午後6時までの24時間で予想される雨の量は多い所で70ミリとなっていて、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するよう呼び掛けています。

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