土地所有者「告発は納得できない」と反発 盛り土の復旧命令に従わず県が刑事告発⇒県警が家宅捜索 静岡・熱海市

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 静岡県熱海市の保安林の盛り土を巡り、県は復旧命令に従わなかったとして土地所有者を刑事告発し、県警が家宅捜索を行いました。土地所有者は「違法性は認められない」と反発しています。

 熱海市下多賀の保安林に造られた盛り土は、2024年6月の豪雨で斜面が崩落しました。2025年1月、土地所有者に復旧命令を出した県は、期限の今年1月までに盛り土が撤去されていないとして、県警に刑事告発。受理した県警は5日、森林法違反の疑いで土地所有者の自宅を兼ねた事務所を家宅捜索しました。

 その土地を所有する、熱海土石流の起点となった盛り土の前土地所有者、天野二三男氏です。

刑事告発を受けた天野二三男氏:「時間は経過していることは確かだけど、本来根底にあるものは(土砂は)私が入れたものではない」

 6日、静岡朝日テレビの取材に対し、問題の土地には、他人から土を入れられたとして、「告発は納得できない」と反発しました。

刑事告発を受けた天野二三男氏:「(違法性は)認められないでしょう。やっているんだから、私が分からない部分があるんだと言って(県に)お願いして、時系列を聞いてきている」

 天野氏は盛り土の撤去期限を過ぎた後も県と協議を重ね、是正に応じる意思があったと主張。責任の所在や崩落の原因が分からないままでは、対処できないと話します。

刑事告発を受けた天野二三男氏:「自分が納得したらやりますわと。その納得の解明のために、これだけ時間もかかっている。納得していないから、私が慌てたまま県に従って、(撤去を)やるということは不合理だよね」

 一方、警察は押収した資料やスマートフォンなどを詳しく調べています。