”静岡の新たな観光スポット”国内最大級のホビーショップ「駿河屋」の本店オープン 静岡市


静岡市の中心市街地に国内最大級のホビーショップ「駿河屋」の本店が6日オープンしました。開店初日から大勢の人でにぎわったようです。

能地優アナウンサー:
「あぁ、並んでますね。現在、午前8時すぎです。きょうオープンする駿河屋本店の前、開店1時間前なんですが、もうすでに80人以上の方が並んでいます。」

JR静岡駅のすぐ近く、静岡市の中心市街地に6日オープンしたのが、国内最大級の超巨大ホビーショップ、「駿河屋」の本店です。

 店の前には開店を待つ人たちで長い列が。

 話を聞いてみると驚きの回答が!

Qきょうは何時から並んでいる?

埼玉から40代:
「一応7時から。前日入りして。お目当てはゲーム関係だが、いろんなお客さんが来ていると思うので、多分それに応えてくれる店づくりになっているのではと思ってる」

Qきょうは何を楽しみにしてきた?

藤枝から小学3年:
「中を見ること。何かいろいろ回ったりする。早く中に入りたい」

藤枝から40代:
「(開店まで)30分くらいになったので、ちょっとドキドキしてきた」

藤枝から小学3年:
「楽しみ」

神奈川から50代:
「趣味でプラモデルを作っているので、なかなかレアなものはあったりなかったりするので、あればと思って来た。早く開いてほしい」

 開店が近づくにつれ、どんどん増えていく人。

 駿河屋によると、およそ300人が店頭に並びました。

 多くの人が開店を今か今かと待ちわびる中、ついにその瞬間(とき)が…

「9時です。オープンします。」

能地優アナウンサー:
「午前9時です。いよいよお店がオープンしました。多くのお客さんがなだれ込むように入っていきます!平日朝の光景とは思えません!」

 駿河屋本店が入るビルはもともと、おととし閉店した静岡マルイとして親しまれてきた場所。

 9階建てのビルのうち、4階までが販売フロア。

1階は人気アニメのフィギュアやキーホルダー

 6日はまず、3階までがオープンしました。

 1階は、人気アニメのフィギュアやキーホルダーなどが中心のフロア。

 その品数は、およそ50万点以上に上ります。

 店内は、大量の商品の中からお目当てのグッズを探す客で大にぎわいとなりました。

 こちらは熊本から訪れたというお客さん。

 1つのカゴに入りきらないほどのゲームグッズが…。

Q.きょうの予算は?

熊本から:
「予算は10万円ぐらいの予定」

 なんときょう1日で10万円を使う予定だといいます。

 番組では、大行列の先頭に並んでいたお客さんの買い物に密着。

 お目当ての品は見つかったのでしょうか…。

Q.今は何を探していますか?

先頭の客(埼玉から):
「見ての通りファミコンソフト。子どものころ買えなかったから、今頃になってどうにか買えるようになってきたから昔を懐かしんで購入している」

 

1階は人気アニメのフィギュアやキーホルダー
1階は人気アニメのフィギュアやキーホルダー

2階はプラモデル

能地優アナウンサー:
「2階に到着しました。こちらのフロアではプラモデルを中心におよそ10万点の商品が並んでいます。中には静岡を代表するメーカーも数多くあります。いま商品を手に取って真剣に選んでいるお客さんの姿もあります」

 2階フロアは、プラモデルを中心とした模型を扱っているフロア。

 県内メーカーのアオシマやハセガワをはじめ、静岡市内に工場があるバンダイなどホビーの街を代表するメーカーのプラモデルを販売。

 

2階はプラモデル
2階はプラモデル

静岡の新たな観光スポット

 駿河屋は6日オープンした新店舗を”静岡の新たな観光スポット”と表現しています。

 その背景には、何があるのでしょうか?

エーツー杉山綱重社長:
「静岡を本当の観光地にする。街ににぎわいを取り戻すためには日本で唯一のものをつくらなくてはダメだと。だから「ホビーの街 静岡」として日本で一番の品揃えをつくった」

 国内外で、年々、ホビー需要が高まりを見せる中、今後に向けて更なる期待感を寄せています。

エーツー杉山綱重社長
エーツー杉山綱重社長