全国高校野球選手権大会 静岡代表の掛川西は山梨代表の日本航空と対戦 目標はベスト8

 静岡代表として、26年ぶりの甲子園に挑む掛川西高校。選手たちは5日午後、奈良県内で練習を行い、10日の初戦に向けて調整を続けています。

●能地優アナウンサー:
「初戦の相手が決まって一夜明けた今日、掛川西は奈良県のグランドできょうも強化を合言葉に甲子園に向けた練習を行っています。」

●掛川西 大石卓哉監督:
「1球1球しっかり場面を想定して打っていく」

 監督の話を真剣に聞く選手たち。午後3時半すぎ、奈良県で行われていた掛川西の練習。甲子園での1勝を目指して、練習にも熱が入ります。

●掛川西  山下陸人主将:
「みんなもやってやるぞという気持ちで満ちあふれている。自分たちのやることは変わらないので、今までやってきたことを、最後の詰めをしっかりやり切ろうと話をした。できる準備をしっかりやってベストなパフォーマンスを10日に出せればいいと思う」

 4日夕方、大阪市内で行われた組み合わせ抽選会。47都道府県、49の代表校が一堂に会しました。36番目にくじを引いた、掛川西の山下(やました)主将。

●掛川西  山下陸人主将
「掛川西高校13番Aです」

 注目の初戦は10日土曜日、大会4日目の第4試合に。相手はお隣・山梨県代表の日本(にほん)航空高校に決まりました。

●掛川西  山下陸人主将
Q.今年の掛川西の野球はどんな野球?

「本当に泥臭く全員野球が自分たちの野球。目標は甲子園ベスト8、静岡の代表として責任を持って、泥臭い全員野球を体現できればいいかなと思う」

●能地優アナウンサー:
「晴天に恵まれた、阪神甲子園球場です、これから掛川西の選手たちが憧れの地甲子園の土に足を踏み入れます。」

 4日朝、甲子園で行われた掛川西の公式練習。15分という限られた時間でしたが、選手からは自然と笑顔がこぼれます。エース高橋(たかはし)は甲子園のマウンドを確かめるように投球しました。

●掛川西  高橋郁真投手:
「憧れの甲子園の地でプレーができるので緊張していたし、うれしい気持ちもあった。ベスト8になれるよう、泥臭くがむしゃらに勝利を目指していきます。」

甲子園球場