沼津市で導入された「選択的週休3日制」民間企業で働く人は?今後県内で導入は広まるのか?

こちらは新しい働き方がスタートです。1日から沼津市で、静岡県内の自治体では初めて、選択的週休3日制が導入されました。民間企業で働く人にも聞いてみました。
沼津市総務部人事課 加藤和敏課長
「週4日で38時間45分を働いて、私は頑張りたいということを(所属長と)話せば、そこで週休3日ができる」
沼津市が4月から取り入れるのが、『選択的週休3日制』。
これまで5日間で働いていた労働時間を4日に振り分けることで、今よりも1日多く休みを取ることができるというものです。
静岡県内の自治体で、沼津市が初めて導入する「週休3日制」。
“ある狙い”が…。
沼津市総務部人事課 加藤和敏課長
「職員のワークライフバランスの向上。この向上によって、最終的には市民サービスの向上までつなげていきたい。それともう一つは職員の採用。こちらも選ばれる自治体になるには、勤務環境を整えていきたいと考えて、選択的週休3日制を導入した」
この制度、総労働時間は週5日勤務と変わらないため、給与が減ることはありません。
県外では、茨城県や千葉県などですでに導入済みで、
4月から沼津市以外にも、東京都などで導入が発表されています。
ただ、業務に支障は出ないのでしょうか?
沼津市総務部人事課 加藤和敏課長
「支障が無いように所属長が調整する。やはり窓口業務などについては、例えば当番制にして休めるようにしたり、そういう工夫をもって、業務力を向上させるようにお願いしている」
去年5月から、一部の職員で試験的に『週休3日制』を実施したところ、89%が「ワークライフバランスが改善された」と答えたそうです。
(試行期間に週休3日制を利用)沼津市職員
「自分の家族の用事などに時間を使うことができて、とても助かった。月曜日や金曜日に取得して土曜日・日曜日と合わせて3日間連続で取れるのが理想だが、それ以外にも週の途中で取りたい時があるので、そこを自分で調整できるのはありがたい」
沼津市職員
「金曜日か月曜日に取りたい。旅行に行く場所の選択肢が増えたり、家事や育児のこともやりやすくなる」
図書館や市立病院など、シフト制で働く職員を除く、
すべての正規職員が対象となり、週単位で申請できるということです。
沼津市 頼重秀一市長:
「前例がないので、暗中模索の部分もあろうかと思いますがブラッシュアップして、より良い制度にしていきたいなと思っております。」
古賀りなアナウンサー
「週休3日制についてどう思うのか、静岡の街で聞いてみました」
Q:週休3日と聞いてどう感じる?
藤枝市民20代
「今の給料が保証されるのであれば大いにあり。(1日が長くなっても)元々残業ありきな部分もあるので、それを踏まえればいいのかな。(沼津市は)選択できるというのが一番いいと思うので賛成」
静岡市民 20代
「(週休)3日になったらうれしい」
Q.今の会社で週休3日制はあり得る?
「なかなか難しそう。業務がたくさんあるのと、人が足りなかったりするので」
静岡市民 20代
「休んだ人の分、いる人たちがちょっと多く働かないといけないので、(自分が)今、実現できるかと言われるとちょっとまだ厳しい」
静岡市民 30代
「定時で帰れているところは少ないと思うので、それだったらきっぱりと3日制にしてしまって、その分長く1日働くというのもありなのではないか」
沼津市の職員からは月曜や金曜に休むのが人気でしたが、街頭インタビューで聞かれたのは…。
静岡市民 30代
「水曜日に休日がある方が仕事はやりやすい」
静岡市民 20代
「どうしても(週の)真ん中らへんが疲れるので、水曜日あたりが休みだとうれしい」
Q.土日以外どこを休む?
藤枝市民20代
「絶対に水曜日です」
焼津市民20代(就活生)
「土・日・水」
藤枝市民20代(就活生)
「2日行って休んで2日行って休むのがやっぱりちょっと楽かなと思う」
沼津市が導入を始めた、「選択的週休3日制」。
果たして、今後県内でも導入の動きは広がるのでしょうか…?
