静岡でも旋風…参政党・松下友樹氏『日本人ファースト』は「差別でなく区別だ」
神谷代表「自公政権と闘うつもりがほかの政党からも攻撃」

浜松駅前に集まった大勢の聴衆。
参政党 神谷宗幣代表:「1、2、参政党~!!!」
今回の選挙で大きく躍進した、参政党。その勢いは、静岡でも…。
参政党 神谷宗幣代表:「私たち元々、自公政権と闘うつもりだったんですよ。自公政権ならず、他の共産党、社民党、立憲民主党、維新、国民、全部攻撃してくるわ。もうこうなったら、こっちも総力戦ですよ。スーパーサイヤ人になって戦うしかない」
選挙戦最終盤、神谷代表が全国で46番目に静岡に入りました。
参政党 神谷宗幣代表:「なんで叩くか分かるでしょう。参政党が伸びたら困るからですよ(拍手)。間違ってもないのに、それを差別だとか失言だとか言われたら、断固として戦います(拍手)」
支持する人は
会場を訪れた人
Q.参政党のどんなところを支持している?
A.「やはり日本人ファーストですね」
会場を訪れた人:「日本人と外国人分けて考えようとかじゃなくて、まず日本人でしょ。その上で外国人でしょっていうところじゃないか。全然差別だとは思わない」
会場を訪れた人:「やっぱり日本人を大切にしてもらえる政党がいいかなと思います」
会場を訪れた人:「静岡市から来たんです。新幹線に乗って、神谷さんが演説するというので、「これは聞かないと」と思って来ました」
Q.(神谷代表の)「20議席目指す」については?
A.「不可能とは思わないですね。より支持者となる気持ちが高まったというか、参政党いいなって思います」

どこの会場にも抗議の看板「差別をやめろ」
ただ、盛り上がりを見せる会場には…。
他の会場でも…。
抗議する人「差別をやめろ」
参政党 松下友樹氏「うるさくて街頭演説できません」
抗議する人「差別をやめろ」
参政党 松下友樹氏「うるさくて街頭演説できません。選挙妨害です」
抗議する人「日本人ファーストは外国人差別。差別に選挙を利用するな」
「日本人ファースト」を掲げた参政党への、“抗議”の訴え。静岡の国政選挙では、初めてと言っていい光景でした。
抗議する人「本当に差別を煽らないでほしい」

参政党の躍進もあって、争点に急浮上した「外国人政策」。選挙期間中、政府は外国人政策の新しい司令塔組織を発足させました。
自民党 牧野京夫氏「差別につながるようなことは絶対してはいけない」
共産党 鈴木千佳氏「人間にファーストもセカンドもありません」
国民民主党 榛葉賀津也氏「排外主義的な訴えはダメだと思いますね」
参政党 松下友樹氏:「我々は愚直に1ミリもぶれずに「日本人ファースト」と訴え続け、これからの未来の若者や子どもたちを皆さんと一緒に守りたいんですよ。どうですか、皆さん(頑張れ! 拍手)。こんなの差別じゃないんですよ、区別です(区別だ!)日本人が苦しんでいるんですよ」

選挙前の、事務所開き。
参政党 松下友樹氏:「私が勝つのは正直難しい。比例の人を全員通す。私も供託金は取り返す(笑い)」
それから、1カ月。参政党は、静岡でも大きなうねりを巻き起こしました。
参政党 松下友樹氏:「国会に入ったら、私戦いますから。皆さんの力で私を押し上げて下さい。よろしくお願いいたします」
