「不正の深刻度はだいぶ深い」「問題の根は深い」 浜岡原発データ不正問題で原子力規制庁が御前崎市議会に現状を説明
中部電力による浜岡原発のデータ不正問題を巡り、原子力規制庁は御前崎市議会に検査の現状を説明しました。
浜岡原発を巡っては、中部電力がデータを不正に操作して、想定される地震の揺れを過小評価していた疑いが浮上。さらに、規制庁が聞き取りを始めた2025年5月以降も操作済みのデータが不自然に見えないよう、データを組み替えていたことが新たにわかっています。
15日に開かれた御前崎市議会の原子力対策特別委員会では、一連の不正問題に関する現在の検査状況が原子力規制庁から説明されました。原子力規制庁は1月から始めた調査でこれまでに7回、中部電力本店に立ち入り検査に入っています。現在は、データの組み換えを行った部署の担当者に面談を行うなどし、不正が行われた範囲と意思決定の過程などを重点的に検査しているということです。
御前崎市議会原子力対策特別委員会 阿南澄男副委員長:「中部電力に対し実際どのようなアプローチをして調査が始まったのか?」
原子力規制庁 忠内厳大企画調査官:「深刻にかからしめるものということで、事前に宣言をして調査、調査や面談を実施し、その後、内部で調査をしている」
また、規制庁の聞き取り後も不正が行われていたことについては。
原子力規制庁 忠内厳大企画調査官:「不正をうまく取り繕うために、新たに入れ替えを行っているといったことに対しては不正の深刻度合いとしてはだいぶ深いものではないか」
静岡・御前崎市 下村勝市長:「担当している人たちが代わっているにも関わらず、それが継続していたということは、やはり問題の根は深いという認識は持っています。不正を働こうという意思を持った事業者がいてはいけないというふうに思います」