ブランド牛三昧、贅沢ランチの誘惑　静岡市「駿府の肉処 静岡そだち」

新静岡セノバから歩いてすぐ。ステンレスと木材を組み合わせた和モダンの空間に、座敷や個室、カウンターが整う「駿府の肉処 静岡そだち」。JA静岡経済連が直営し、県内の食材、とりわけ特選和牛「静岡そだち」を中心に据えた焼肉店だ。まずはランチの人気ナンバーワン「そだち焼肉ランチ」。静岡そだちの上質な部位を三種類盛り合わせ、炊きたてのご飯とともに楽しめる。肉はさっと炙る程度で十分。口に入れれば、脂は軽やかに溶け、旨みがじんわりと広がる。合わせるご飯は県産の「にこまる」。甘みと粘りがあり、冷めてもおいしいこの米は、ランチ時に限っておかわり自由という太っ腹ぶりだ。

次におすすめしたいのが「おすすめ焼肉ランチ」。静岡そだち二種に加え、希少なブランド豚「金豚王」を組み合わせた贅沢なセット。豚肉とは思えないほどやわらかく、脂の甘みと風味が際立つ。牛と豚、両方を一度に楽しめるのはここならではの醍醐味だ。

ディナーに訪れたなら、人気の盛り合わせ「駿河」を。A5ランクの静岡そだちを日替わりで三種類、各100g提供する。例えばモモ、カイノミ、上ロースといった具合。カイノミは赤身と脂のバランスが絶妙で、噛むほどに深い味わいが広がる。国産の焼き野菜も添えられ、特別な日を彩るにふさわしい一皿だ。

肉好きなら外せないのが「特選サーロインステーキ」。A5ランクの静岡そだちを豪快にステーキカットした一枚肉。焼肉の小ぶりなカットではなく、あえて大判で供することでインパクトは絶大だ。駿河湾の塩と県内産わさびを添えれば、脂の甘さと赤身の旨みがより引き立つ。

加えて「焼きレバー」や「ホルモンクッパ」など、焼肉の醍醐味を存分に楽しめる品も揃う。臭みがなく食べやすいレバー、熱々のスープにホルモンがたっぷり入ったクッパは、暑い夏のスタミナ源にぴったりだ。

静岡の豊かな恵みを肉で味わい尽くす一軒。ランチからディナーまで、誰と訪れても満足できる時間が待っている。

駿府の肉処 静岡そだち
静岡市葵区追手町2-15　2F
電話番号：054-251-4129
定休日: 無休
営業時間: 11:30-14:00/17:00-22:00
※土日祝11:00-14:00/17:00-22:00
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