土石流災害被災地の復旧・復興事業の2度目の地区説明会が始まる 静岡・熱海市
静岡県熱海市の土石流災害で被害を受けた逢初川流域の復旧・復興事業について、20日から2度目の地区別説明会が始まりました。
熱海市役所で開かれた20日の説明会には、対象地区の被災者・41世帯のうち、6世帯9人が出席しました。県と市は河川と道路の改修工事の現状を説明し、設計見直し前に作成した完成イメージ動画を流しました。
8月現在、河川工事は2カ所で着手していて、逢初川両岸に造る道路については、11月から始める河川工事が完了次第着工すると説明しました。
また9月申請期限を迎える宅地復旧の9割補助金制度については、2年延長することを明らかにしました。
●被災者・中島秀人さん:
「早く復興してもらいたいという方が多いので、もう3年経っていますからね。少しは前向いていかないと」
地区別説明会は2023年10月に1度開かれていて、2度目は10月までに残り6地区を対象に開催される予定です。