カメラに犯行の瞬間が… 静岡市で「ナス泥棒」 駆けつけた警察官が80代の男の身柄を確保 被害は200本以上
●松本和昭さん:
「明らかに減っていたのでおかしいなと思って。もうガッカリですよね、うん・・・」
これは、10月31日、静岡市内の畑で撮影された、防犯カメラの映像。すっかり日が落ちた午後6時半ごろ、1台の軽トラックが停まると…。中から降りてきたのは、長靴を履いた男。
周囲の様子をうかがいながら、畑に入り、なにやら作業をしていますが…。実は、この人物、畑の持ち主ではありません。
●松本和昭さん:
「(畑の中歩きBSノイズあって)これも引っ張ったあとですね。けっこうなくなっていましたね、40本~50本持っていかれた」
そう、カメラに映っていたのは“ナス泥棒”。こちらでは10月、あわせて5回の盗難被害に遭い、その数は200本以上に及びます。
これは10月15日、犯行の瞬間をとらえた映像。男はまるで自分の畑かのように慣れた手つきで、ナスを盗むと…。
別の日にも同様の手口で犯行に及び、そのまま軽トラックで走り去っていきました。
●松本和昭さん:
「1本ぐらいが約350グラムになる。それが一気になくなって、もうガッカリです」
男が目を付けたのは、松本さんが手塩にかけて育てた「特大のナス」。市内のマルシェでも評判の一本です。
●松本和昭さん:
「(犯行の様子が)実際に映っているのを見ちゃうと腹が立ってきて、ちょっと捕まえようと思って。(先月)28日、29日、30日と見張っていて、それで先週土曜日に来た」
被害に終止符が打たれたのが、先週の土曜日。松本さんが見張っているとはつゆ知らず、颯爽と“ナス泥棒”がやってくると…。
犯行に夢中になっている間に、松本さんが犯人の車の鍵を抜き取り、逃げ道を断ちました。
●松本和昭さん:
「(犯人の車の)エンジンがついていたので窓を開けてキーを回してエンジンを切って、すぐに通報してもらった」
その後、駆けつけた警察官が“ナス泥棒”の身柄を確保。その正体は、なんと80代の男でした。警察は男から任意で話を聞いていて、動機や余罪について詳しい捜査を進めています。