常葉大橘高校サッカー部で20代の男性コーチによる体罰 すでにコーチは自主退職
静岡市の常葉大橘高校男子サッカー部で20代の男性コーチによる部員への体罰があったことがわかりました。この男性コーチは先月末に退職しました。
常葉大学附属橘高校によると、5月に20代の男性外部コーチは複数の部員に対して、指導中に不適切な言葉を浴びせたり、罰走させたりしたということです。
男性コーチは校長から厳重注意を受け、10日間の指導停止処分を受けました。
しかし、8月に入っても男性コーチによる部員への不適切な指導が続いているという情報が学校側に入ったため、再び男性コーチを指導停止処分にし、部員らに聞き取り調査を行いました。
その結果、部員から不適切な言動だという声が上がり、校長は男性コーチを解任。
男性コーチは「自分の言動によって、生徒や保護者に対して申し訳ない」と謝罪し、9月末に自主退職しました。
学校は「問題の根底には、体罰を含むコンプライアンスに関するサッカー部の指導陣の指導力が不足しているなどとして、指導陣に対する研修を行い、再発防止を徹底する」としています。