33カ所の河川でPFASの濃度の調査を開始 全国各地で高濃度のPFASが検出されたことを受けて静岡県

有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASについて、静岡県が県内全域の河川33カ所で濃度の調査を始めました。

 静岡県によりますと全国各地で高濃度のPFASが検出されたことを受け、県が先月下旬から県内33地点の河川でPFAS濃度の調査を始めました。

 県は12月をめどに調査結果を公表する予定です。

 県内では浜松市の航空自衛隊浜松基地周辺と、静岡市清水区の化学工場周辺の水路や地下水から国の暫定指針値を超えるPFASが検出されています。

 県は2011年度から2019年度にかけて、県内34地点の川の水を継続調査していましたが、指針値を超える数値が出た地点はなかったということです。