バルーンをあげて津波避難ビルの場所を知らせる取り組み 津波警報から自動でバルーンが上がるように改良し実用化へ 東北大学の実験 静岡市清水区

東日本大震災の津波被害を教訓に大学生がバルーンで避難場所を知らせる取り組みを進めています。
板垣亮記者:
「浮かんでいるのは幅およそ2メートルのバルーンです。災害時に高く浮かびあがり、逃げ込む先が一目でわかるようになっています」
プロジェクトを始めたのは東北大学の学生です。
学生らは津波避難ビルの周知が不十分と感じたことから住民や観光客に避難場所をいち早く示せるよう取り組んでいます。
東北大学 成田峻之輔:
「人的な被害を少しでも軽減できるようにしたいと考えております」
学生らは今後津波警報を受信してバルーンが自動で上がるよう改良し、2年から3年後の実用化を目指したいとしています。