2日間で登山者ら260人が「う回ルート」を使って下山 静岡市の山間部の土砂崩れで林道が通行止めに

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 静岡市の山間部の土砂崩れで、林道が通行止めになり2日間で登山者ら260人が「う回ルート」を使って下山しました。

 静岡市葵区の林道の土砂崩れでは、多くの登山者やリニア新幹線工事の関係者らが孤立状態となりました。市は川の水かさが低い部分などを渡るう回ルートを設け、26日170人、27日90人を下山させました。

●下山してきた人(男性):
「月曜までに帰らないといけないので、大丈夫かなと」

●下山してきた人(女性):
「山岳救助隊の方が至る所にいて、安全にみんなで渡れるようにと」

●下山してきた人(男性)
「(川は)一番深いところでひざ下くらいまであったが、消防の方もサポートしてくれて、みんなロープ伝いで渡ったので、心配していたよりは大丈夫だった」

 また土砂が崩れた現場では重機による撤去作業が続いており、これまでに4割ほどを撤去しました。順調に進めば林道の開通は29日朝になる見込みです。