JR沼津駅鉄道高架化事業 工事本格着手へ 新貨物ターミナル施設工事の安全祈願祭を実施
静岡県沼津市のJR沼津駅周辺で進められている、鉄道高架事業の第一段階となる、新貨物ターミナルの施設工事の着手に向けた、安全祈願式典が行われました。
23日から始まったのは、鉄道高架事業のうち、コンテナの搬入などに使う新貨物ターミナルの施設工事です。
23日午前、工事の着手に向け行われた安全祈願式典には、沼津市の頼重秀一市長や鉄道事業者であるJR東海、JR貨物の関係者らおよそ80人が出席しました。
この事業は、鉄道の高架化で踏切をなくし、市街地の道路交通事情を改善しようというものです。
市によりますと鉄道高架事業全体では、およそ1034億円の事業費が見込まれていて、2041年度に完了する予定だということです。
沼津市 頼重秀一市長:
「新貨物ターミナルということで、こちらの方が鉄道本体の施設工事としては1番最初の工事という形となりますので、このような日を無事に迎えられたということに関しましては、本当に感無量の思いでございます」