ヤマハ2025年度事業利益最大140億円減少か トランプ関税の影響を見込む

ヤマハはアメリカのトランプ関税の影響で、2025年度の事業利益が最大140億円減少する見通しだと発表しました。
8日の決算会見でヤマハが公表した試算結果によりますと、トランプ政権の追加関税の影響で、2025年度の事業利益は最大で140億円減少すると見込まれています。
ただ、不透明性が高いため業績予想には盛りこんでいないということで、会社が発表した2025年度の利益予想では、前年度比9%増の400億円を見込んでいます。
ヤマハ山浦敦社長:
「今後どうなるかというところについてはまだまだ不透明なところが非常に多い。ここについては動向をつぶさに見ていくしかないかなと思っている」
今後、中国にある工場をほかの国に移すことも検討していて、コストの削減や価格の適正化などで対応するとしています。