コメの適正価格は? 備蓄米放出の効果は?

JA全中 山野徹会長
「今の高いのを望んでいる訳ではない。」

 平均で5キロ4000円を超える、コメの店頭価格。

 今年の新米が流通しても価格は下がらないとの見方も、早くも浮上しています。

JA全中 山野徹会長
JA全中 山野徹会長

県民は

静岡市民 80代
「10キロで4000円くらいだったらわかる。それで買えると一番いい。安い時には10キロ3000円台でも買えていた」

静岡市民 70代
「3000円台だったらいいね。4000円というとちょっと高い」

静岡市民 40代
「普段安いときは5キロ3000円ちょっとで買っていたので。農家のことを考えると高くなるのは仕方ないと思うけど、庶民としては4000円台ではいてほしい」

静岡市民 40代
静岡市民 40代

 コメの価格を引き下げることが期待された備蓄米の放出ですが、
入札で高い値段をつけた業者が落札するため、その効果は今のところ限定的です。

 政府は7月まで毎月10万トンの備蓄米の放出を検討していて、自民党の小野寺政調会長は、「原則1年以内の買い戻し」条件の緩和を求める考えも明らかにしました。

自民党 小野寺五典政調会長
「備蓄米の重要性はまだ変わっていないと思います」

自民党 小野寺五典政調会長
自民党 小野寺五典政調会長