【リニア】「静岡工区の早期着手」求める決議案採択 山梨県知事「総じて順調に推移」 静岡県副知事「JRとしっかり連携」 建設促進期成同盟会総会

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 リニア新幹線計画の沿線自治体で作る「建設促進期成同盟会」の総会が28日、都内で開かれ、静岡工区の早期着手などを求める決議案などが採択されました。

大野裕輝記者:「まもなく期成同盟会の総会が始まります。平木副知事にとっては、就任後初の総会となります」

 28日午後2時から始まった総会。冒頭、沿線の知事や関係機関のあいさつでは。

山梨・長崎幸太郎知事:「ことし1月には、静岡県との県境に向けた先進坑の掘削が再開するなど、総じて順調に推移していると、このように認識をしております」

JR東海 丹羽俊介社長:「静岡工区の1日でも早い着手に向けまして、地域の皆様のご理解・ご協力を賜れるように、引き続き双方向のコミュニケーションを大切に、真摯に取り組んでまいりたい」

 総会では、静岡工区について、関係自治体などの理解を得ながら、早期着手を図った上で開業時期を示すこと。工事で住民の生活環境に対する問題が発生した際は、速やかに応急対策や被害拡大防止策を講じることなどを求める決議を採択しました。

静岡・平木省副知事:「JR東海としっかり連携をする。あとは(大井川)流域、静岡市も含めて関係団体、関係自治体と信頼関係を結ぶことが基本だと思うので、一歩一歩やっていきたい」