静岡市が清水港に計画する海洋・地球総合ミュージアムの建設費用がおよそ70億円増える可能性があることが判明 静岡市議会

静岡市が清水港に計画する海洋・地球総合ミュージアムの建設費用がおよそ70億円増える可能性があることがわかりました。
市が清水港の日の出地区に建設を計画する海洋・地球総合ミュージアムをめぐっては、完成時期が見通せないうえ、資材費高騰などで建設費が50億円ほど膨らむ見込みが示されていました。
これについて難波市長は26日の市議会で建設費がさらに20億円増える見通しだと明らかにしました。
●静岡市 難波喬司市長:
「今後の物価上昇及び現時点で未確定分の費用を推計して上乗せした場合、増額は約70億円以上となることが見込まれています。市と事業者で費用分担を行いますが現時点ではその協議が難航している状況です」
市の計画が遅れる一方、建設予定地の目と鼻の先には民間が別の水族館を建設する計画を発表しました。
建設費が膨らむ中静岡市の建設計画はどうなるのか。判断が注目されます。