竜巻被害を受けた静岡県牧之原市の杉本基久雄市長らが小泉進次郎農林水産大臣に経済支援を求める

竜巻の被害を受けた静岡県牧之原市の杉本基久雄市長らは農林水産省を訪れ、小泉大臣に経済支援を求めました。
小泉進次郎農水大臣に要望書を手渡したのは、牧之原市の杉本基久雄市長と自民党の井林辰憲静岡県連会長です。
杉本市長は地図を指し示しながら市内の被害状況を小泉大臣に伝えました。
牧之原市 杉本基久雄市長
「今回は幅が非常に広い」
小泉進次郎農水大臣
「面的な」
牧之原市 杉本基久雄市長
「日本最大級ということで かつてこれだけの竜巻被害はなかった」
杉本市長は「農業用ハウスの損壊は320棟以上で、被害額は11億円余りとなっている。今回の竜巻被害を激甚災害に指定し、農業用施設の復旧などを経済面で支援してほしい」と要望しました。
小泉進次郎 農水大臣
「皆さんから聞いたことを総理に直接伝える。農水省としてはハウス、そして防霜。 何ができるのか皆さんと共に知恵を出しながら臨んでいきたい」
国民民主党の榛葉賀津也幹事長も
その後、国民民主党の榛葉賀津也幹事長も、牧之原市や吉田町の農業従事者と共に被害状況を小泉大臣に伝え、支援を求めました。
国民民主党 榛葉賀津也幹事長
「与党も野党も関係ないんでね。現場で苦しんでいる被災者の皆さん。自力で頑張ろうって言ってる中で、何とか政治がですね、寄り添うのは当然のことで」
そして石破総理は。
石破総理
「静岡の竜巻、これも一連の災害として指定するようにということで検討を進めているところです」

静岡県庁では
一方、静岡県庁では県議会最大会派の自民改革会議が鈴木知事に被災者への人的支援などを要望しました。
鈴木澄美幹事長は被災者が熱中症などで体調を崩さないよう生活支援を行うこと。被災した中小事業者などの経営再建を支えることなどを求めました。
鈴木康友知事
「熱中症を含め今後の復旧の中で体調崩さないよう、保健師の派遣含めて対応する。竜巻突風は想定外で国に制度の充実を求めていきたい」
