浜松修学舎高校の野球部で副部長の教員が部員の顔を殴る体罰 当初は体罰を否定する虚偽の報告 浜松市

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浜松市の浜松修学舎高校の野球部で、副部長の教員が部員の顔を殴る体罰があったことがわかりました。

 体罰をしていたのは、野球部の副部長の男性教師(26)で、浜松修学舎高校によりますと、去年の秋から今年の春にかけて、浜松市内の寮で3年生の部員2人の顔を、10回以上平手で殴ったということです。

 高野連に匿名の保護者から連絡があり発覚し、学校は全部員に向け8月に調査を行いましたが、副部長は当初、体罰を否定。

 部員からも体罰の回答がなかったことから、学校は高野連に「体罰はなかった」と報告していました。

 しかし9月に入り、副部長は「はたいてしまった」などと、体罰を認めたということです。

 これを受け、日本学生野球協会は7日体罰と虚偽の報告などで、副部長の1年間の謹慎処分を発表していて、浜松修学舎高校は「厳しく対処する」としています。