懐かしさとともに復活した老舗の味 浜松市「らーめん食堂 みやひろ」

浜松市中央区白羽町にある「らーめん食堂 みやひろ」。昭和21年創業の老舗が一時休業を経て、2025年5月に移転復活した。代表格は「濱松らーめん」。鶏ガラと香味野菜を煮込んだスープに、豚肩ロースを煮込んだ醤油だれを合わせる。細めのちぢれ麺にスープがほどよく絡み、どこか懐かしい中華そばのような味わい。さっぱりとしながらも深みがあり、年配客を中心に長年愛され続けている理由が伝わる一杯だ。

濱松らーめん(770円)
濱松らーめん(770円)

もう一つの人気は「こくまろワンタン麺」。鶏ガラスープに豚の背脂を加えてまろやかさを増したスープに、つるりと口に入るワンタンが泳ぐ。箸で持つとほどけるほど柔らかで、ふわっとした食感が昔ながらの雰囲気を醸す。

こくまろワンタン麺(980円)
こくまろワンタン麺(980円)

「チャーシュー麺」は豚肩ロースのチャーシューが5枚のった贅沢仕様なのに1000円を切ってくるから財布にとっても優しい。しっとりやわらかな肉が麺とよく合い、ボリューム感も満点だ。

チャーシュー麺(990円)
チャーシュー麺(990円)

さらにセットで人気なのが「わがままセット」。好きなラーメンに半炒飯と餃子5個がつく。しっとり系の炒飯はごはんの旨みを凝縮させ、シンプルに焼き上げた野菜多めの餃子はさっぱりとした味わい。麺との相性は抜群だ。

わがままセット(+550円)
わがままセット(+550円)

移転後に新たに加わった「カツカレー」も注目。140gのカツをのせたボリュームたっぷりの一皿で、やや甘めに仕上げられたカレーは子ども連れにも喜ばれる。

カツカレー(850円)
カツカレー(850円)

長い歴史とともに受け継がれた味。復活した「みやひろ」は、懐かしい味と優しさで人々を惹きつけている。

懐かしさとともに復活した老舗の味 浜松市「らーめん食堂 みやひろ」

らーめん食堂 みやひろ
浜松市中央区白羽町1552-1
電話番号:053-581-7247
定休日:無休
営業時間:11:00-15:00 L.O.14:30/17:00-21:00 L.O.20:30
Pあり