一部の路線バスが廃止に 静岡・伊豆市 高校生の通学用に運行も利用者少なく…

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 静岡県伊豆市の路線バスの現状と再編を検討する会議が開かれ、一部路線の廃止が決まりました。

 伊豆市が自主運行する路線バス、20系統の全てが赤字で年間1億3000万円以上の補助金が出ています。

 廃止が決まったのは中伊豆地区を走る「下尾野口・沢口線」でこれまで高校生の通学用に運行されて来ました。しかし、2023年、2カ月間行った調査でひと月の利用が1人か2人程度であったことから、今年4月から一日に2便に減便。今回、9月末での廃止が決まりました。廃止後は、タクシー券を配布して代替手段の実証実験を行う予定です。

 委員からは、乗務員不足でバス路線が維持できない状況やインバウンドに対応する課題なども出されていました。