「ジモティースポット」でリユースされた製品の総重量は1カ月で16トン 市民1日当たりのごみ排出量で換算すると約2万人分 静岡市
不用品を再利用するため3月静岡市に開設した「ジモティースポット」で、リユースされた品の総重量は、1カ月間で約16トンに上ったことがわかりました。
静岡市葵区西ケ谷では、3月28日からジモティーと連携して静岡県内初となるリユースの拠点がオープンしています。
ジモティーは不要になった家具などを掲示板上のやり取りを通じて、売買するサービスで、静岡市は官民連携でごみを減らす取り組みを強化してきました。
静岡市によりますと、4月30日までの約1カ月間に持ち込まれた不用品は7740品で、そのうち4979品がリユースされました。
リユースされた品の総重量は約16トンで、静岡市の1人1日当たりのごみ排出量847g(令和5年度実績)で換算すると、約2万人分に相当するということです。
持ち込まれたもので最も多かったのは、食器類(全体の約20%)で、次いで家具・家電(約13%)、子供用品(約12%)でした。
静岡市は、「リユースの拠点ができたことによって、市民にとって選択肢が増え、ごみの削減にも効果があった。今後は更なるごみの削減を目指す」とコメントしています。