火入れの順番にまで気を配る究極のシンプルチャーハン 三島市「チャイナキッチン杭州」
2015年に沼津市から三島市大宮町に移転してきた「チャイナキッチン杭州」の売りは定番中の定番「炒飯」です。オーソドックスな炒飯のこだわりは丁寧さ。素材の下ごしらえから調理まですべてにおいしさが行き届くように火を入れる順番を意識しているそうです。シンプルな料理だからこそ手を抜かないという職人魂。塩味ベースの炒飯はパラパラでタマゴの甘さも際立っています。

辛い物好きは絶対見逃せない、辛いバージョンもあります。四川料理によく使われるというラージャンで辛みをプラス。山椒もピリリときいていて、じわじわとくる辛さがたまりません。

角切りにした豚バラ肉を2時間ほど醤油ベースの出汁で炊き込んでいる「魯肉飯(ルーロー飯)」。肉はほろほろにほどけるほど柔らかく、中華の香辛料の風味が鼻に抜けます。
「粽子(中華ちまき)」はテーブルに出すまで2日はかかる一品。もち米を一晩水にひたし、具材をたっぷり入れて蒸します。モチモチ食感が病みつきになります。

「担々麺」も大人気です。チーマージャンというゴマダレを使っていますが、ゴマを炒ってするところから作る手間のかけよう。ピリ辛味にはまっちゃいます。


チャイナキッチン杭州
三島市大宮町1‐11‐1
TEL 055‐956‐7342
営 11:00~15:00/17:00~21:00
不定休
Pなし